成就院のあじさい

鎌倉を歩くようになって、絶対に見たいと思っていたのは、成就院のあじさいだった。

あじさいの季節が近づいて、鎌倉のあじさいの名所を調べていて、成就院のことを知った。お寺の門がある高台から、東側を見下ろす風景が素晴らしい。由比ヶ浜海岸から、材木座海岸を見渡す風景は、まさに絶景だと思った。あじさいと海の風景が、とても魅力的だった。

成就院へ初めて行ったのは、2009年6月13日のこと。10時を回って行ってみたら、大変な人出だった。東側の石段のあじさいと海の写真は、ごった返す人でいっぱいになった。この2週間後に、もう一度出掛けた。今度は開門の8時と同時に入るようにした。その時に撮った写真を使った。驚くほど人出に差がある。ごった返していた東側の石段も閑散とした様子だ。朝早いと得することがある。

成就院入口
成就院入口

成就院へ行く時は、江ノ電の極楽寺駅から向かうことが多い。駅の向かい側の崖にもあじさいは咲き、駅名にもなっている極楽寺の門前にも咲いている。紫陽花づくしの散策路である。

成就院西結界
成就院西結界

極楽寺方面から歩くと、極楽寺坂切り通しへ入る手前、右手に上る石段がある。すぐに小さな門があり、「西結界」と書かれている。西側の石段を上って行く。この石段脇にも、沢山のあじさいが咲いている。この石段を上り切ったところが、お寺の境内がある場所である。

成就院東結界
成就院東結界

もしかすると、東側から入る人の方が多いかも知れない。成就院の東側に、長谷寺や御霊神社などのあじさいの名所があるからだ。

江ノ電極楽寺駅→極楽寺→成就院→御霊神社→長谷寺→江ノ電長谷駅というのが、僕の散策ルートなのだけど、これの逆に歩く方も多いだろう。

成就院あじさい
成就院あじさい

成就院のあじさいは、「般若心経」の文字数と同じ262株と言われている。また、参道の石段は、煩悩の数と同じ108段ある。東側は石段になっていない部分が大半なので、西側の石段だろうか。

成就院あじさい
成就院あじさい

いろんな色、いろんな品種のあじさいが植えられている。

実は今年はこの参道は、工事中だった。西側が先で、今は東側の参道の工事に入っているようだ。工期は2016年4月20日から12月19日までの予定。どちからの参道から入ることはできたようだけど、今年は見事なあじさいはお預けになった。

東北復興支援として、成就院のあじさい262株が、南三陸町大雄寺へ移植された。参道工事とあじさいの植え替えに伴って、2015年から2017年の3年間は、参道脇のあじさいは見られなくなっている。再来年までお預けということだ。

成就院あじさいと海
成就院あじさいと海

成就院の高台からは、あじさいの背景に海が見える。これがカメラマンには堪らないのだろう。毎年のようにあじさいのシーズンには、カメラマンが殺到するのだ。長谷寺からも海は見えるが、こちらの方が絶景かも知れない。

成就院あじさいと海
成就院あじさいと海

背景の海が分かりにくいが、こんな風景が成就院の特徴と言って良いだろう。

それにしても、人出が少ない。朝早いという点もあるが、6月も下旬に入り、シーズンが終わりかけていることもあるのだろうか。2週間前の同じ場所の写真が下だけど、全く違っているから、振り返ってみて不思議に思ったくらいだ。

早起きした方が、のんびりあじさいを楽しめるという証明にもなりそうな対比だ。

6月13日10時過ぎの成就院
6月13日10時過ぎの成就院

2週間前の6月13日の10時過ぎに参拝した時の写真が、これだ。参拝客の顔を写さないようにしたので、それほど多くないようにも見えるかも知れないけれど、東側参道を埋め尽くすくらいの人出だった。

2018年にあじさいを見に行くとしたら、やはり開門と同時が良さそうだ。

普明山法立寺成就院(ふみょうざんほうりゅうじじょうじゅいん)
真言宗大覚寺派
8:00〜17:00

2件のコメント

  1. 成就院、以前行った時は紫陽花のシーズンではなく、
    「絶景」は見れませんでしたが、海を見下ろすことができ思い出に残っています。
    鎌倉の紫陽花、やっぱり味がありますね。
    いつか本当に紫陽花だらけの道を体感してみたいです(^^)

    1. 成就院からの海を見下ろす眺めは、あじさいが咲いていなくても、素晴らしいですね。空気が澄んでいる季節だと、更に良いと思います。
      参道の工事が終わり、あじさいが植え替えられた成就院がどうなっているか、ぜひレポートしたいと思っています。

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