八雲神社(山ノ内)

北鎌倉を訪れる人達の大半は、ここを訪れたりはしないのだろう。それだけ、ひっそりとした、小さな神社だ。

鎌倉には、そういう小さな神社が沢山ある。僕もまだお詣りしていないような、神社が、あちこちにある。

八雲神社(山ノ内)へ
八雲神社(山ノ内)へ

北鎌倉駅で円覚寺方面に改札をくぐり、円覚寺とは反対の方向へ進むと、崖にぽっかりとトンネルが掘られている場所に辿り着く。やぐらと呼ばれるものではなく、向こう側に通じているトンネルだ。トンネルの入口には、今は閉店しているようだが、以前あった飲食店の名前が掲げられている。トンネルに入り、恐る恐る向こう側を見ると、何だか別世界が広がっているかのような期待感を抱く。

実際は何ら変哲も無い風景が広がっている。がっかりするわけではない。回り込むように道なりに歩いて行き、坂道を上って行くと、八雲神社に着いた。

八雲神社(山ノ内)
八雲神社(山ノ内)

「八雲神社(山ノ内)」としたのは、八雲神社が他にもあるからだ。

この神社は、もともとは牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)という素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る神社だった。その後、上杉憲房が武運長久を祈るため京都の八坂神社を移して来て、八雲神社という名前にしたらしい。文明年間(1469年〜1487年)の頃のことだ。

八雲神社(山ノ内)
八雲神社(山ノ内)

狛犬が古びていて、とても歴史があるように見える神社だと思った。

もちろん、境内には誰も居なくて、境内もそれほど広くない。高台にあるので、とても眺めが良かった。北鎌倉が一望できる場所にあるから、この辺りを歩くと静かな北鎌倉を堪能できる。

八雲神社(山ノ内)
八雲神社(山ノ内)

本殿も歴史がありそうな雰囲気を醸し出している。両脇の看板みたいな板が、ちょっと気になるけれど。

八雲神社の祭は、7月15日から22日頃まで行われている。この期間あたりの、日曜日が最終日になっているようだ。神輿が出るのだけど、僕はまだこの神社の神輿は見たことがない。7月の中旬頃に北鎌倉が祭の雰囲気になっていたら、この神社の祭だと思って間違いない。

今年はいつなんだろう。調べて出掛けてみたくなった。

八雲神社(山ノ内)
八雲神社(山ノ内)

僕がこの日歩いた道は、参道ではない。本来の参道は、この鳥居の下に続く石段とその先の小径なのだ。

次にここを訪れる時は、本来の参道から入ることにしよう。でも、あのトンネルはどうなっているか、とても気になるので、帰り路はあのトンネルへ続く路にしようと思う。

八雲神社(山ノ内)
多分いつでもお詣りできそうです。

2件のコメント

  1. まさに知る人ぞ知る鎌倉、ですね。
    夏に一歩足を踏み入れたような爽やかさを感じる7月。
    落ち着いた北鎌倉の街の神輿を早く見てみたくなりました!

    1. この記事を書いていて、小さな神社を意識して回ってみたい、と思いました。
      大きなお寺も良いですが、こういう何気ない場所にちょこっとあるような神社やお寺も良いものです。
      お祭りの時には、存在感を増すんだろうなと思います。

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